勉強で差がつく休憩時間の使い方とは⁉

勉強

脳を休ませて成績アップ

みなさんは学校の授業と授業の間の休み時間はどう過ごしていますか?
「もっちろん、友達とおしゃべりをするよ!」という人もいれば、
「家で宿題をしたくないので休憩時間にやっちゃいます」という人もいるでしょう。
では、勉強の合間の休けい時間には何をすればよいでしょうか?
まずは想像してください。
いま、みなさんが今度のテストに向けて家で勉強しているところです。
ちょうど英語の勉強が終わりました。
英語の勉強では新しい単語や熟語をいくつか覚えました。
また文法の勉強もしました。
英語の次は歴史を勉強する予定です。
ずっと勉強を続けるのも大変なので、学校と同じように、英語と歴史との間には10分くらいの休けい時間を入れるようです。
実は意外なことに、この短い休けい時間に何をするか、それによって直前に学んだ内容をどれだけ忘れずにいられるかが決まってしまうことがわかっているのです。
先ほどの例でいえば、英語の単語や熟語、文法などをどれだけ覚えていられるかは、そのあとの休けい時間のすごし方と関係しているのです。
この実験を紹介する前に質問です。
子供たちは勉強の合間の休みをどのように過ごしているでしょうか?
ゲームにとびついてしまう人もいるかもしれません。
漫画を読み始める人もいるかもしれません。
スマホで友だちに連絡をとる人もいるかもしれません。
あるいは、ぼうっとリラックスしている人もいるかもしれません。
それでは研究をみてみましょう。
実験からわかったこと、それは直前に勉強した内容が一番頭に残っているのは、この最後の人たちなのです。
つまり、直前に学習したことをできるだけ記憶に残すには、学習した直後に、何も考えずにリラックスするのが一番よいのです。

学習後には何をするべき?

実験では、まず読み上げられる単語を覚える学習を行いました。
そのあとで8分間の休けい時間をとり、その間にいろいろな課題を行いました。
最後にテストを行い、単語をどれくらい覚えているかを調べました。
すると、なんと休憩時間にぼうっとリラックスしていたグループの点数が一番よいことがわかりました。
どんな課題であっても、何かを行ったグループの成績は低くなりました。

休けい時間には頭を使わない(勉強をしない)

この実験ではまず、読み上げられた単語をどんどん覚えるという勉強を行います。
そして、単語を覚える勉強が終わったあとの8分間に、いろいろな課題を行います。
8分間たったら、勉強で覚えた単語をどれだけ思い出せるか、テストを行いました。
この8分間の休けい時間をどのように使うと、テストの結果がよくなるのでしょうか?
直感的には、何か別のことを覚えようとすると、その前に覚えたことは忘れがちになりそうですが、ここで紹介する実験の結論はそうではありません。
研究を見ると「ぼうっとしている」グループの点数が最も高くなりました。
たとえ何かを記憶しようとしなくても、休けい時間に頭を使うだけでその直前に覚えたことを忘れがちになる、というのが結論です。

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